脳磁図(MEG)検査
脳磁図(MEG)とは
- MEGとは、脳の神経細胞が活動する際に生ずる微弱な磁場を記録し、それが脳のどこから生じているかを調べる検査です。脳波(EEG)によく似ていますが、頭蓋骨による影響を受けないため、はるかに詳しく正確に脳内の位置を求めることができます。特にお薬でもなかなか発作を抑えきれない方が手術治療などほかの治療法を検討するときには必須の検査と言えます。
(MEGIN Oy提供)
一般の方へ
- MEGは保険が適応されますが、それでも高価な検査です。検査を受けるかどうかは主治医の先生とよく相談してください。現在通っている医療機関がMEGを持っていないときは、設置している施設にご紹介いただければ検査をすることができます。京大病院のほか、全国に設置施設(日本臨床脳磁図コンソーシアムのページ)があります。
- 患者さん向けの資料も用意していますので参考にしてください。
医療関係者の方へ
- 当院でのMEG検査を行う場合、当院受診歴がなくとも下記手順でご依頼いただくか、あるいはてんかん相談にお電話いただき、検査の予約をすることができます(初診と同日のMEG検査となります。)
- 脳神経内科、脳外科、あるいは小児科宛に通常通りご紹介いただき、そこで検査の説明・予約をさせていただくこともできます。
- MEGの適応についてお困りの方、てんかん治療全般についてのご相談についてもどうぞご紹介ください。
- てんかんMEG検査をご依頼いただく手順の説明
- 説明・紹介用資料(クリックして閲覧、あるいは右クリックして保存していただけます)
京大病院広報に掲載
京大病院広報 第128号(平成22年12月発行)の、「もっと地域とつながる」コーナーに当院のMEG検査の記事が取り上げられています。