京都府てんかん地域診療連携体制整備事業

背景

てんかん医療は、小児科、脳神経内科、脳神経外科、精神科など複数の診療科で行われています。また、検査や治療の内容によっては専門性が高く、患者さんのライフイベント、社会生活とも密接な関わりがあり、医療・福祉・就学・就労等さまざまな関係機関の連携が求められています。
全国的には、2015年度からのてんかん地域診療連携体制整備のモデル事業を発展させる形で、2018年度から厚労省の補助金事業「てんかん地域診療連携体制整備事業」が始まりました。都道府県が選定した「てんかん支援拠点病院」が地域のてんかん診療の中心となり、患者さん・ご家族の支援や関係機関との連携、教育・啓蒙活動を行っています。
京都府では、2022年12月に京都大学医学部附属病院がてんかん診療拠点病院に認定されました。

目的

京都府におけるてんかん診療連携体制の整備

事業内容

  • てんかん患者さんとその家族への専門的な相談支援、治療
  • 府内の医療機関等への助言・指導
  • 関係機関との連携・調整
  • 医療従事者、関係機関職員、てんかん患者さん及び家族等に対する研修の実施
  • てんかん患者さん及び家族、地域住民等へのてんかんに関する普及啓発等

活動内容

脳波所見会(毎週水曜日)
脳機能てんかん合同カンファレンス(月1回 次回予定はこちら
2022/12/1 てんかんに関する相談窓口を開始しました(ご相談方法はこちら
2023/3/9   第2回京都てんかん診療講演会を医療関係者向けに行いました
2024/3/10 てんかんに関する一般向け公開講座を開催します(詳細はこちら

リンク集

てんかん全国支援センター
全国の整備事業についてはこちらをご覧ください

てんかん支援ネットワーク 施設一覧
全国のてんかん専門診療が可能な施設(各施設の申告)をご確認いただけます

日本てんかん学会 近畿地方会
近畿地区のてんかん診療連携登録施設をGoogleマップ上でご確認いただけます