(イ)予めMEG検査日を調整⇒外来初診・同日MEG検査
MEG検査について患者さんにご説明・ご理解いただき、電子メールでMEG検査室(meg_room@kuhp・kyoto-u・ac・jp, @と・とはそれぞれ半角@とピリオド)まで下記の内容をご連絡頂くか、「MEG検査依頼票」と「てんかんMEGチェックリスト」をFAXでご送信ください。検査の予約日時や以降の受診手続きについて詳細をご返信いたします。
メールにご記載いただく内容(Faxの場合は「MEG検査依頼票」にご記入ください):
- 診断、検査目的、手術予定日
検査適応はてんかんの治療方針の決定です。(手術部位の診断や手術方法の選択を含む。)手術予定日はおよそでも、可能性が少なくても結構です。手術(VNS,焦点摘出など)治療をするのであればいつ頃がありうるのかおおよその時期をお知らせください。手術予定が決まっていればその予定をご連絡ください。
- MEG検査希望日・時間
毎週の記録枠は下記の様になっています。2週以上未来で3か月以内の日程を複数ご提示ください。
火曜日1 午後13:00-15:00
火曜日2 午後15:00-17:00 (同日検査後のMRI撮影不可)
水曜日1 午前9:30-11:30 (2024/8~時間が変更になりました)
水曜日2 午後14:00-16:00 (2024/8~時間が変更になりました) (同日検査後のMRI撮影不可)
木曜日 木曜日の記録枠は現在休止しています。
- 3DMRIを持参するか、あるいは当院で同日に撮影希望か
貴院で両耳・鼻・頭頂部を含んだMPRAGEあるいは同等の3DMRIを撮影済みであれば、ご持参いただけばそれを使用いたします。ない場合はMEG計測後に3DMRIのみを撮影することも可能です(MRIも保険診療で行います。患者さんの自己負担があります)。
- 体内金属の有無と、有ればその種類
DBS, VNS, 手術による金属プレート、歯列矯正、インプラントなど頭部に金属がある場合は磁気ノイズのために計測ができない場合があります。特にDBSやVNS、歯列矯正のスプリングは消磁装置を用いてもノイズが消えないため計測できない可能性が高くなりますので、その旨患者さんにご説明・ご理解をお願いいたします。
- その他連絡事項
原則として外来で計測を行い、同時脳波記録なし、記録時間は30分から最大1時間(したがって、検査時間は準備を含めて約2時間です)で、安静、覚醒または自然睡眠で薬物投与や負荷は行いません。特別な記録条件(入院・長時間・同時脳波記録・鎮静・薬物誘導睡眠・発作誘発・誘発磁場など)が必要な場合は前もってご記載ください。また、頭の形や大きさによっては検査機に頭部が入らず検査できない可能性があります。単純に頭囲で判断できるものではないので、ご連絡ください。
注意事項・その後の手続きなど
なお、小児であっても一人で安静を保って検査できる年長児であれば小児科の外来を初診していただいてから検査に行っていただきますが、そうでない方は(ア)の手順でまず当院小児科の神経外来を受診してご相談いただければと存じます。
折り返し予約の可否などご返事申し上げます。検査の日程が決まりましたら、記載の手順に従って地域連携室より受診手続きをとってください。
予約日までに自立支援法(精神通院)の申請をお願いいたします。また、精神障害者保健福祉手帳の1,2級でも自治体の助成が受けられる可能性があります。